海外のスパイスと、日本の伝統の融合。より豊かで、心地よい住空間を目指して。
2025年12月、IKUS東広島店に新たなブランドが加わった。
「REAL Style」は2002年に愛知で産声を上げ、2025年には世界最大級の家具・インテリア見本市ミラノサローネにも出展した。
異なる背景の異素材が調和したオリジナルプロダクトの数々、そのアイデアの源泉はどこにあるのだろうか。

学生時代、バックパッカーとして海外を渡り歩いた鶴田浩社長。
風土と一体化した建築に触れる中で、不思議と浮かんだのは日本の感謝の心だったという。
帰国後、高級住宅の設計部門で働く中で、一つの想いが湧き上がる。
「体に触れるチェアやソファ、テーブル、小物。そうしたものこそ空間を成り立たせ、その良しあしが生活の豊かさを決めるのではないか。そう思うようになりました。だから僕の作る家具は、建築空間から俯瞰した家具です。」

ソリッドな素材を用いた、建築空間に溶け込むシャープな家具、それらをブランディングし、REAL Styleはスタートした。
「このソファの名前はシアトルソファ。布団を使ったソファなんです。」
鶴田社長は力強く語る。

使っている布団は本来は5年待ち、現代の名工「丹羽布団」製
「布団の上に腰掛ける」という最高の贅沢を叶えるソファだが、完成までの道のりは当然簡単なものではなかった。試行錯誤を繰り返し、辿り着いたのは昔ながらの鋼のコイルスプリング。そのベースに布団を乗せることで、遂に理想的な座り心地が生まれた。背もたれには通常の3倍の綿を入れ、肘掛けにはそば殻を使用、布団なので打ち直しもでき、天日干しをしても気持ちよく、角もピンと美しく張っている。ヨーロッパ風のスタイリッシュな見た目に、中には日本の技術とたくさんの想いがこもった至高のオリジナルプロダクトである。


「アッセンブル(=組み立て)」
シンプルだが、それがREAL Styleの一番の強み
様々な異素材・異産地を組み合わせて、理想のアイデアを現実に落とし込んでいく。その範囲は海外にも及び、スペインとは実に20年以上の付き合いになるそう。「REAL」という言葉が現地では「王族(=ロイヤル)」の意味になる、そんな偶然すらも味方についた。
「色んな引き出しの上で、住空間をいかに豊かに、楽しく、心地よくするか。そのために海外のスパイスも取り入れながら、日本人の体に合ったサイズ感や、触れたとき、体を預けたときの心地よさを大切にしたオリジナルプロダクトを作っています。」
独創的で、先進的。しかし、日常の地続きに誰かの暮らしに寄り添い、生活に彩りを与える。そのアイデアの源には、一体何があるのだろう。

鶴田社長はこう言う。
「海外での経験など引き出しからくることも多いですし、建築空間で『こういうものがあったらいいな』という発想で奇をてらうことなく一つ一つ創り出しています。常にエンドユーザーの声を聞き、こんなものもあったらいいんじゃないか、それを発信しています。」
海外を知り、世界的デザイナーと協働し、REAL Style独自のオリジナルプロダクトをこの世に送り出し続けている鶴田社長。
それでも根底にあるのは、ユーザーにどこまでも寄り添う、ゆるぎないその姿勢だった。

「現代は『今だけ、金だけ、自分だけ』という風潮がありますが、それでは社会はよくならない。子どもたちに、もっとものづくりやデザインの素晴らしさを伝えていきたいと思っています。」
「Feel Real」「Feel Japan」をコンセプトに掲げ、日本の和の心を取り入れた上質な家具で世界も見据えたブランド発信を続ける。
100年先でも変わらない「REAL=本物」を目指して。日本の上質なモノづくりで、世界に向けたインテリアブランドに。
REAL Styleの挑戦は、これからも、どこまでも、続いてゆく。
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